週末で行ける!小田急箱根フリーパスで行く熱海&箱根 1泊2日の旅。

芦ノ湖
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 私には静岡県三島市に住んでいる友人がいます。ある日、その友人に泊まりに来ないかと誘われました。私は東京在住で、せっかく三島まで足を運ぶのなら、ついでに旅行しようと思いました。

私は旅行が好きとはいえ、景色や街並みを楽しむのが好きなので、交通費や観光費はなるべく抑えたいと考えています。小田急電鉄経由が安く、せっかくならば「箱根」を訪れようとしました。小田急には箱根観光にピッタリなお得なフリーパスがあることを知り、今回それを使用することにしました。

フリーパスは出発駅から箱根の入り口である「箱根湯本駅」までの往復割引券、バスやロープウェイといった箱根の様々な乗り物が乗り降り自由で、提示すれば美術館、温泉などの割引も受けることができます。
2日間または3日間が期限のパスがありますが、私は2日間で購入しました。

当初の計画はこのようなものでした。

旅行記 1日目

出発後、箱根湯本まで行ってしまうと、別途、小田原駅までの切符を購入しなければいけないことに気づき、そのまま三島に向かうことにしました。

しかし、友人も仕事の関係で待ち合わせの時間まで長かったので、急遽、「熱海」に行くことにしました。小田原城を見るのも良かったのですが、熱海の駅前に誰でも入れる足湯があるということを知り、私は魅力を感じたので、変更しました。あまり下調べはしていなかったものの、「来宮神社」「熱海の街並み」「足湯」の3点は必ず抑えようと思い、熱海駅を下車しました。

まずは、来宮神社まで歩きました。熱海の街は起伏が激しいので、20分ほどの道のりとはいっても、体感時間はもう少し長かったです。境内の大楠は迫力があり、パワーを感じるような気がしました。パワースポットとしても有名だそうです。
参拝後は茶寮で抹茶と落雁をいただきました。

来宮神社

その後、「熱海サンビーチ」に行きました。
ここから見る街並みは、観光地らしくたくさんのホテルが林立していて、この地域から熱海駅までは昔からありそうな商店が並んでいて、とても面白かったです。ここからは熱海城を眺めることができます。

熱海サンビーチ

その後、熱海駅に戻り、「家康の湯」と言われる足湯に入りました。温度は40度前後で、私が訪問したときはほぼ満席でした。現在はパンデミックの影響もあり、残念ながら休止しています。

(2021.1月現在)無料で入ることができますが、時間が9時から16時と限られているので、訪問する際は注意してください。

その後、三島駅に向かい友人宅に宿泊しました。

旅行記 2日目

三島駅から朝一番のバスに乗り、箱根関所に向かいました。
「三島スカイウォーク」という富士山の眺望が素晴らしいことで有名な吊り橋が途中にあり、私以外の乗客はこの「スカイウォーク」で下車しました。三島から訪問する際、気になる方はぜひチェックしてみてください。
箱根までの所要時間は50分弱でした。この日は晴れていたので、峠を越えて見えてきた芦ノ湖がとてもきれいでした。

まずは「箱根関所」に行きました。関所自体は小さかったのですが、歴史を感じとても興味深かったです。通り抜けのみの場合、無料です。資料館は有料ですが、500円のところをフリーパス保持者は100円割引があります。

箱根関所
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その後、徒歩で箱根町港に向かいました。「箱根海賊船」に乗るためです。
私が訪れた時からさらにリニューアルされた豪華な海賊船が現在は就航しています。
芦ノ湖を40分ほどかけてほぼ真反対にわたりました。天気が良ければ富士山も臨むことができます。特に元箱根港から出港した直後は、箱根神社の鳥居とともに望むことができるかもしれません。

海賊船は頻繁に運航しているわけではないので、時間には注意しましょう。私の場合、少し時間が空いてしまっていたので、箱根駅伝の往路ゴール付近を散策し、元箱根港付近のお店でお土産品を見ていました。

箱根
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桃源台駅から「ロープウェイ」で大涌谷に向かいました。かなり高いところを行きます。また、火山ガスの状況によっては運休することもあるそうです。富士山や芦ノ湖の眺めもよいです。

「大涌谷」で下車するとすぐに煙が見えてきました。箱根は今も火山活動が活発に行われているところで、「ここが火山である。」ということを大涌谷に来て感じました。
この大涌谷では定番の名物である「黒卵」をいただきました。この黒卵は一つ食べると7年長生きできるといわれています。

もう一度ロープウェイに乗り、早雲山駅へ向かいました。大涌谷から早雲山間は特に高さを感じるところで、谷底までの高さはおよそ130mだそうです。

大涌谷
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その後、早雲山駅からケーブルカーに乗り、強羅で下車しました。
強羅では日帰り温泉に入り帰る予定でしたが、日帰り温泉の開始時間より早く強羅に着いてしまったので、フリーパス保持者は無料で入れる「強羅公園」に行きました。
強羅公園では噴水をはじめ、温室で様々な植物が栽培されており、リラックスできました。この公園では「陶芸体験」をはじめ、さまざまなアクティビティを体験できるので、興味のある方はぜひ調べてみてください。

強羅公園
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日帰り温泉の開始時間を過ぎたので、私が調べたホテルに向かいました。
「日帰り温泉 箱根」と検索すればいくつかヒットすると思います。
温泉は人それぞれこだわりがあると思いますが、場所によってはただの浴場である可能性があるので、泉質などは必ず確認しておくといいでしょう。私はヒットした中から、温泉を引いてきた大浴場を選びました。値段などは1500円程度だったと思います。開始直後であったこと、宿泊者もまだ帰ってこないような時刻でしたので、温泉を独り占めした気分でした。

「箱根登山鉄道」で帰路に着きました。途中で進行方向が変わるスイッチバックはまず都内では見られません。また、はるか眼下に谷を望むような車窓が続くことで、登山鉄道が標高差の激しいところを走っていると体感しました。このときの季節は冬でしたが、紅葉シーズンは絶景が広がることを容易に想像できました。私はそのまま帰ってしまいましたが、箱根湯本駅周辺にはノスタルジックな商店街がありますので、ここでお土産を探すのも、食べ歩きなどしてもいいですね。

特急指定席券を購入すれば小田急ロマンスカーに乗ることもできます。箱根湯本駅から乗り換えなしで都心まで向かうことができます。せっかくの旅ですので、快適な旅をしたい人はぜひ小田急ロマンスカーを利用しましょう。

小田急ロマンスカー
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まとめ

今回は、小田急の箱根フリーパスを利用した旅の紹介でした。箱根には魅力あるスポットがたくさんありますので、是非週末に行ける観光地として検討してみてください。

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