はじめに
旅行好きなら一度はやってみたい北海道一周、バイクや車で一周する人も多いですが鉄道とバスでの移動も運転等の手間がなく、費用も安く抑えられることから人気があります。今回は北海道フリーパスを使っての北海道一周についてご紹介します。
旅行計画
ルートは札幌から北海道南部、襟裳岬、帯広釧路、網走、稚内、旭川を回り、再び札幌へと帰ってくると言うものです。しかしこれを全て車で回るにはレンタカーとそのガソリン代だけでも大変な金額になります。そのため計画を立てた上での鉄道旅行をおすすめします。北海道の鉄道は本数は少ないですが、計画さえ立てておけば問題ありません。今回はJR北海道が発行している
「北海道フリーパス」を利用します。
北海道フリーパスとは
北海道フリーパスはJR北海道内の在来線特急列車の普通車自由席及びジェイ・アール北海道バス(一部路線を除く)が7日間乗り降り自由なきっぷです。
値段は27,430円
発売箇所:JR北海道の主な駅の指定席券売機、みどりの窓口、旅行センター及び主な旅行会社ならびに全国のJRの主な駅のみどりの窓口、旅行センター及び主な旅行会社にて販売中
利用制限期間
4月27日~5月6日、8月10日~8月19日、12月28日~1月6日は利用できません。
旅行計画の一例
- 11:00札幌発
- 11:33南千歳着
- 11:42南千歳発
- 12:03苫小牧着
- 12:25苫小牧発
- 12:55鵡川着
- 13:03鵡川発
- 14:50静内着
- 14:58静内発
- 16:50様似着
- 18:17様似発
- 19:14えりも着
- 10:49えりも発
- 11:09襟裳岬着
- 14:54襟裳岬発
- 15:50広尾着
- 16:04広尾発
- 18:25帯広着
帯広豚丼
- 20:17帯広発
- 21:59釧路着
- 8:57釧路発
- 12:30網走着
- 12:39網走発
- 12:46網走監獄着
網走監獄食堂
網走監獄 - 16:06網走監獄発
- 16:11オホーツク流氷館着
- 17:02オホーツク流氷館発
- 17:15網走駅着
- 17:25網走発
- 21:24旭川着
- 8:10旭川駅発
- 8:54旭山動物園着
旭山動物園
- 13:10旭山動物園発
- 13:50旭川着
- 14:35旭川発
- 16:30層雲峡着
層雲峡温泉着
層雲峡ロープウェイ
層雲峡博物館- 13:30層雲峡発
- 15:25旭川着
- 20:06旭川発
- 23:47稚内着
- 9:39稚内駅発
- 10:29宗谷岬着
- 11:14宗谷岬発
- 12:08稚内駅着
ノシャップ岬
- 17:46稚内発
- 22:57札幌着
- 新千歳空港よりフライト
観光地の紹介
襟裳岬
日高山脈の突端、襟裳岬にあるえりも岬観光センター。日高地方の名産品である昆布等、多数のお土産を扱う売店と、えりも岬の名物がいただけるレストランが併設されています。レストランのおすすめは北海道の海の幸をふんだんに使った海鮮丼やお寿司、そして日高の昆布を使ったスープが自慢のラーメンもおすすめです。
オホーツク流氷館
網走や紋別を始めとするオホーツク沿岸には「流氷」が毎年接岸します。
例年1月下旬に流氷初日を迎えるのですが、流氷は生き物のように気ままに漂うので、見頃の時期といっても毎日見ることができるわけではなく、何度も網走を訪れてようやく見ることができるという人もいます。
しかし一年中流氷を見ることができる場所があります。
それが天都山山頂に作られたオホーツク流氷館です。
オホーツク流氷館は流氷とオホーツク海の生き物をテーマとした観光施設で2015年にリニューアルオープンし、さらに魅力的で気軽に行ける場所になりました。
旭山動物園
国内外から四季を問わずに多くの観光客が押し寄せる北海道。その北海道第二の街、旭川にも多くの観光客が訪れています。そしてその旭川の一大観光地となっているのが旭山動物園です。
レッサーパンダやホッキョグマ展示方法として用いられた極力自然に近い形での展示が一時期話題となりました。
旭山動物園といえば、まずは「ペンギン」や「アザラシ」、「ホッキョクグマ」を連想する人が多いかもしれません。しかし、旭山動物園には110種類以上計600以上の動物が展示されています。そしてどの施設も、動物たちの自然な生き方を見ることができるような様々な工夫がされています。
まとめ
今回は北海道フリーパスを使った北海道一周旅行をご紹介しました。北海道フリーパスを使えばかなり手頃な交通費で北海道を一周することができますし、道東の鉄道からの車窓はオホーツク海や釧路湿原が見えるためとても魅力的な路線です。是非列車での北海道一周の旅をしてみてください。
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