日本国内には、およそ300ものワイナリーがあります。
昔は「ワインといえばフランス」でしたが、国産ワインの発展はめざましく、品質も格段に向上しています。
本記事では「落ち着いたら行きたい!大阪近郊のおすすめワイナリー」と題し、関西近隣にある実力派ワイナリーについてご紹介します。
※情報は2021年2月時点のものです。お出かけの際には、公式ホームページにて営業時間など、詳細をお確かめください。
日本ワイン・ワイナリーについて
日本でつくられたワインには、「日本ワイン」と「国産ワイン」の2種類があります。
国内産ブドウのみで造られたものを「日本ワイン」、輸入材料を含めて造ったものを「国産ワイン」と呼びわけます。
近年、これら「日本ワイン」「国産ワイン」の品質は大きく向上しており、海外のコンクールで受賞するレベルの商品も出てきました。
国内ワイナリーの数もうなぎのぼりに増えているため、「日本ワイン」市場は今後さらに拡大していくものと思われます。
カタシモワイナリー
河内にあるカタシモワイナリーは、明治創業の老舗ワイナリーです。
見学や試飲に加えて、例年地元のお店と協力したイベントも行っています。
2020年は中止となりましたが、野菜市場や、ブドウで作るコスメ体験、音楽演奏会など、内容も盛りだくさんで、イベントには4千人以上も来場しているそうです。
イベント以外にも、付近のブドウ畑はいつでも見学できるように解放されています。
近隣のお店でもらえる「町歩きマップ」のQRコードを使えば、散歩しながら自分のペースでワインや訪れた場所について学べます。
カタシモワイナリー付近は小高い丘になっていますので、運動靴で向かうことをおすすめします。
ヒトミワイナリー
滋賀県にある、国内で唯一「にごりワイン」を造っているワイナリーです。
「にごりワイン」はアルコール度数が低く、女性にも大変人気です。
酵母や澱を取り除かずに残す製法により、ブドウ本来の甘みや果実の味を強めています。
工場見学の後は、無料のワインテイスティングを心ゆくまで楽しむこともできます。
敷地内で製造された焼きたてパンを、テイスティングの際に無料でサーブしてくれる、ありがたいサービスもあります。
※ワイン試飲、パン試食などは中止されている可能性もございます。詳細は公式ホームページをご確認ください
季節のパンも販売されているので、ワインとあわせてお土産にも買って帰れますよ。
河内ワイン館
2019年に開かれた大阪G20サミットで、河内の「梅酒」が提供酒になったことで知られるブランドです。
梅酒スパークリングの「ゴールデンパーティ」や、にごり梅酒「布袋福梅」などを目当てに行く人も多いです。
もちろんワインも販売されていて、試飲もたっぷりできます。
試飲には有料・無料がありますが、違いはグラスで供されるか、使い捨てカップで供されるか、そして量の差異です。
また、ブドウ畑の見学も行っていますが、日時限定の予約制です。
見学はソムリエの方がていねいに案内してくれ、非常に人気があります。
飛鳥ワイン
河内にあるワイナリーで、幅広く商品を販売しています。
辛口だけでなく、甘口、スパークリング、フルーツワインなどたくさんワインの種類があり、お好みのテイストが必ず見つかります。
ブドウ畑見学(ワイン試飲・ランチあり)は日時を絞った予約制ですが、いつも人気ですぐに埋まってしまいます。
ワインにあうランチつきで、6種類のワイン(スパークリングシャルドネ、メルロー、シャルドネなど)をたっぷりと味わうことができます。
興味がある方は、ぜひ催行時期を狙ってみてください!
まとめ
関西近隣のワイナリーについてご紹介いたしました。
ワイン畑は初夏(5月中旬頃から)が見ごろですので、ブドウが実っている様子を見てみたい方は、夏から初秋に訪れるのがおすすめです。
テイスティングの実施や営業日などは変更となっている場合があるので、必ず訪れる前に公式ホームページなどの情報をお確かめください。
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